インプラント治療を検討する上で皆様は何を基準に選ばれていますか?
値段、通いやすさ、治療期間 etc…
色々な基準、要素があると思いますが、我々は治療上で一番大切なことは安全と長期にわたる安定であると考えています。当院は世界で歯科インプラント手術が普及する以前の1984年から40年以上に渡りインプラント治療を行ってまいりました。

そして、現在では15,456本以上のインプラントの実績があります。
(1992~2024年統計)インプラント治療は外科処置を必要とする治療です。
その際に偶発症(どれだけ努力をしても起こりえる可能性をゼロにできない合併症のこと:術後感染・気腫・出血・神経麻痺など)が起こってしまう可能性は否定できません。
しかし、我々は患者さんの安全を第一に考え、準備・対策をとってきました。
残念ながら現代の医療技術をもってしても、全ての治療において偶発症をゼロにすることは不可能です。

それは歯科以外の科であっても、歯のお掃除のみであったとしても同じです。
その中で重要なことは重篤化させないことです。
時間の経過とともに軽快することも多いのが偶発症ですが、時に命に危険が及ぶこともあります。

実際、歯科インプラント治療で命をおとした事例は日本でも報告されています。我々は長期に渡っての安定を見据えた綿密な治療計画と検査、

充実した設備で安全なインプラント外科治療を行っています。手術は総合病院レベルの全身麻酔対応型クラスⅡ手術室で行います。
インプラントは顎の骨に人工の歯根を埋め込むのですが、骨は感染に弱いので、一般歯科診療と同じレベルの清潔域では不十分なのです。

手術環境はインプラントの成功率に直結します。また、高齢の方で元々の歯肉の炎症が重度であった方は動脈の枝の異所性増殖がみられる場合があり、

そこから出血する可能性があります。そのようなケースでは、バイポーラと呼ばれる器具を配備し、早期の止血を実現しています。
インプラント治療のみならず抜歯を行う全ての医院に配備されるべき器械ですが、高額なため残念ながら配備数は歯科では少ないです。
しかし、大きい病院の口腔外科や観血的手術を行う医科クリニックでは導入されている機関がほとんどです。

このように、我々は40年以上に渡る経験と、充実した設備で安全・安心なインプラント治療を提供しています。

しらさぎ形成外科・歯科・美容皮膚科クリニック